永代供養と永代使用の違いとは

永代供養と似た言葉に「永代使用」というものがありますが、もしかしたらこれらを同じ意味の言葉だと思っている方もいるかもしれません。しかし永代供養と永代使用は、まったく別の意味のものになるのです。
まず「永代供養」とは、お墓の管理や供養を霊園などに任せておけるという供養方法や埋葬方法を指すものになります。そのため永代供養というのは、お墓を継いでくれる子供などがいないケースや、お墓が遠方にあるため管理が難しいケースなどで選ばれることが多いと言えるでしょう。
一方の「永代使用」というのは、墓地を使用する権利を得ることを意味するものであり、そのための費用を永代使用料と言います。この永代使用料は、簡単に言えばお墓の土地代のことで、お墓を新しく建てるときにその土地代として寺院や霊園に支払われるお金にります。そして永代使用というのは、霊園に管理を任せておける永代供養と違って、管理や供養は自分たちで行うことになるのです。
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